株式会社 せんざん

横浜を拠点とするせんざん株式会社。山形出身の山泉篤氏が寿司屋で修行を重ね、創業した飲食企業です。1978年の創業から47年を経て、現在では横浜を中心に26店舗を展開しています。和食を中心に、焼肉、トンカツ、牛タン、海鮮丼など多業態を展開し、「おいしさと心の豊かさの提供」をモットーに地域に根差した経営を行っています。今回は、せんざん株式会社の財務・経理部 部長 前 桂一郎様と経理担当者(以下、敬称略)に「クロスビリング」導入の背景や、導入効果について伺いました。

聞き手:株式会社クロスチェック 広報担当

クロスビリングの導入で月間200件超の請求処理を完全自動化。コスト削減の提案も効果的

目次

01創業47年、横浜を中心に26店舗展開し「地域での本店になる」を目指す飲食企業

―― はじめに御社の紹介をお願いいたします。

前:当社は、創業者の山泉篤が山形から上京して寿司屋で修行を重ねた後、独立した企業です。寿司だけでなく割烹料理を合わせた「寿司割烹」という形で、「せんざん」を開業しました。現在では、「せんざん本店港南台店」「せんざん本店山手台店」といった形態で、「地域における本店になる」という創業者の思いを込めた命名をしています。また、当社は目の届く地域内で、おいしい料理とおもてなしを提供するため、闇雲に拡大を追求せず、横浜を中心に少しずつ店舗展開してきました。

―― 御社の強みについて教えていただけますか。

前:美味しい料理を提供するため、手作りとおもてなしにこだわっています。決まりきった接客マニュアルがあるわけではありませんが、スタッフ一人ひとりの心のこもったホスピタリティを心がけています。お祝いなどのハレの日や、法事などの会食利用が多いため、特にお客様にとって特別な場所になるような接客をに力を入れています。

02「クロスビリング」導入の背景と課題はアナログで属人的な作業

―― 導入の背景と課題について教えていただけますか。

前:当社は26店舗を運営しているため、支払い先が多数にわたります。家賃の支払い先だけでも約30、光熱費は約20、食材の仕入れ先が約60、経費関係を含めると合計で約100カ所の支払い先になります。支払いについても、月間あたり200件〜250件の支払い処理が発生していました。クロスビリングの導入前は、紙ベースの手作業を行っていました。本部に集められた請求書を封筒から取り出し、業者ごとに決められた取引先番号を手書きで記入し、番号順に並び替えていました。

その後、Excelの帳票に金額を入力して管理していたのですが、入力ミスや紐付けのミスが発生していました。26店舗あるため、同じ業者でも店舗ごとに「店番」という識別用の店舗番号をつけていたのです。また集計表を横に並べて、業者ごとに一覧にするといった極めて属人的でアナログな手作業を行っていました。

―― どの程度の時間的な負担がかかっていたのでしょうか。

経理担当者:毎月10日頃までに月次を締めるため、月初の3日から5日頃から経理処理を開始し、8日か9日前後に締めています。以前の月次処理では、1人のパート社員が、3日間ひたすら請求書の処理にかかりきりでした。店舗ごとに請求書を仕訳をするといった作業を毎月繰り返していました。

前:紙ベースの請求書の保管スペースや倉庫の保管コストも課題でした。1年分の経理関係の書類は、段ボール箱50箱ほどに達していました。監査の時に何年も前の書類を倉庫から探す手間も大きな負担でしたね。

―― 振込作業についてはいかがでしたか。

前:ネットでパソコンから全部手打ちで処理していたので、手間がかかっていました。毎月の振込先は変わらないにも関わらず、約30か所の家賃の振込先の入力を毎月同じように繰り返していたのです。さらにパート社員が振込データを作り、最終的に私がチェックして承認するという作業が必要でした。

03サービス導入の決め手についてはコストパフォーマンスの高さ

―― クロスビリングを導入した決め手について教えてください。

前:工数をかけて行っていた一連の手作業と比較したときの、圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。もう一つの大きな決め手は、クロスチェックの担当者のさまざまなコストダウンの提案です。ただ「請求書を預かって、支払い処理を代行しましょう」という話だけではなかったからです。電気代やガス代をはじめとした様々なコストの見直しの提案や料金の比較をしてくれて、「これだけ安くなりますよ」という具体的なコストダウンの話をしてくれました。

―― カスタマイズ対応などもあったのでしょうか。

経理担当者:仕訳帳票の作成オプションを利用しました。弊社の会計ソフトに合わせて取り込むためのCSVのフォーマットをカスタマイズしていただいたことは、非常に助かりました。ちなみに利用している会計ソフトに準じて、データの作成をカスタマイズしたのは、当社が第一号だそうです。

04『クロスビリング』導入後の効果とは

―― 導入後の効果について教えてください。

前:大きく4つの効果があります。

まず1つ目は、経理処理の工数の劇的な削減です。3日間かかっていた請求書の処理がほぼゼロになりました。これまで自前で行っていた作業を、全部クロスビリングで行ってもらうことになり、当社の会計にデータを取り込むだけとなりました。「100あった作業が0になった」と思えるほどです。

2つ目はペーパーレス化の実現です。年間あたり約50箱あった保管用の段ボールが20箱以下になりました。約3分の1以下に削減されました。

3つ目はデータの可視化と即座に検索できるようになったことです。A4 2枚で30か所の請求を管理でき、画面のリンクをクリックすることで、即座に請求書のPDFを確認できるようになりました。3年前のデータも倉庫に依頼することなく即座に取り出すことができます。

4つ目は継続的なコスト削減提案です。電力会社やガス会社はもちろん、他にも様々な提案を常にし続けてくれています。

―― 工数削減について詳しく教えてください。

経理担当者:実はもう1年以上、私自身は直接Webcheck(クロスビリングのサービスサイト)を見ていないのです(笑)。クロスチェックの担当者の方とも親密にやり取りしているので安心してお任せできますし、現場担当者がチェックするだけで問題なく進められています。導入前は1人のパート社員が月次締めの際に3日程度専念していましたが、導入後は社員がやらなくてもよくなったので、社員は本来の業務に集中できるようになりました。振込作業においても、支払い先の30か所を個別にチェックして入力する作業がなくなり、クロスビリングに「今月の支払い合計」を入力して支払うだけになりました。

―― ペーパーレス化とデータ可視化の効果はいかがですか。

前:30カ所分の請求書が、現在ではA4で2枚ぐらいの詳細でまとめていただいています。今では、画面で見ながらチェックしています。また、一覧で出てきたものの中から、請求書の中身を見たいときは、表の中で該当のリンクをクリックするだけで、リンク中のPDFを開けます。例えば「店舗オーナーから請求された電気代が高いな」と感じたときに、即座に具体的な使用量を確認でき、増えた理由を「今年の夏は酷暑だったからか・・・」と確認することができます。以前ですと、紙で綴っていたものを引っ張り出してコピーするといった作業を行っていましたが、こうした手間がなくなりました。過去のデータも倉庫の保管が不要になり、即座に確認できるようになりました。結果的に細かくデータを見る時間が増え、分析にも役立っていますね。

―― クロスチェックから、コスト削減の提案もあると聞きました。

経理担当者:クロスビリングの導入後、電力会社を2回ほど変更しました。担当者が「ここに変えたらこうなりますよ」という具体的なコストダウンの提案をしてくれたのです。横浜の会社なのに近畿地方の電力会社と契約するとか、そうした発想はそもそも我々にはありませんが、クロスチェックさんは最適な提案をしてくれました。ガスについても、とある会社を連れてきてくれて、今使っているガスのコストと比べてもらいました。自分たちでは気づかない価格比較や、電気代の補助金対応なども提案してくれるので、助かっています。

―― クロスビリングの導入後業務の質的な変化はございましたか。

前:自分しかできない本来の仕事に注力できるようになったと思います。経理は基本的に過去の数字を扱いますが、未来会計、将来のあるべき姿を経理の数字から導くことに取り組みたいと考えています。過去のものにかかる手間を減らして、空いた時間を増やし、将来を描くための数値を見える化していく。経営層が的確な判断をするための資料をスピーディーに出せるようにしたいと思います。

05デジタルとアナログを融合させ、次世代へ継承できる仕組みづくりへ

―― 今後の展望について教えてください。

前:蓄積された請求書のデータと、同業他社のデータとを比較する資料を作りたいと考えています。同規模でチェーン展開している競合会社の原価や人件費と比較することで、自社の現状を把握し、改善点を発見したいですね。そもそも比較対象がないと、自社の状況が正しいのか間違っているのか判断できません。また、人口減少が進んでも、少人数でも対応できるような仕組みを作らないといけません。創業理念である「おいしいものを手作りで、まごころこめておもてなし」は大切にしつつ、デジタルとアナログを融合させて、効率的な業務を行えるDXを進めて行きたいと思います。

―― 本日はありがとうございました。

06今回インタビューにご協力いただいた企業様

項目内容
事業内容飲食店経営(和食・焼肉・トンカツ・牛タン・海鮮丼など多業態展開)
店舗数26店舗(横浜中心)
HPhttps://www.senzan.co.jp/
https://www.senzan-honten.jp/

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