両備ホールディングス株式会社

岡山を拠点とする両備ホールディングス株式会社様。その歴史は古く、100年以上も前の1910年(明治43年)に創立された地域の鉄道会社に由来します。現在は運輸・輸送と旅行関連事業である「トランスポーテーション & トラベル」を軸として、くらしづくりからまちづくりまで、地域に密着したさまざまな事業を多角的に展開しています。今回は、両備ホールディングス株式会社の取締役 上席執行役員 CFO兼 グループCFO 財務本部 本部長大舘 孝久様、財務本部 グループ財務戦略部 グループ資金管理課 難波 浩予様、森迫 朱美様(以下、敬称略)に「クロスビリング」導入の背景や、導入効果について伺いました。

聞き手:株式会社クロスチェック 広報担当

クロスビリングの導入で多様なカンパニーの請求処理を一括おまとめ。通信・公共料金+賃料やサプライ購入費についても効率化

目次

01導入企業様のご紹介

―― はじめに御社の紹介をお願いいたします。

大舘:岡山を拠点として、中国地方や瀬戸内海で多角的経営を行なっている企業グループです。路面電車やバス、瀬戸内海のフェリーや岡山空港のグランドハンドリングまで、陸海空の公共交通のサービスやスーパーマーケット、不動産事業まで、地域に密着したさまざまな事業を多角的に行なっています。社名に「ホールディングス」とありますが、これは持ち株会社の意味ではなく、両備グループ内の中核事業会社としてヒト・モノ・カネなどの経営資源を一元管理(ホールド)する独特の経営形態からこのような社名になっています。

―― 事業内容について詳しく教えていただけますか。

大舘: 両備グループの事業は大きく4つの部門で構成されています。運輸系のトランスポーテーション・トラベル部門、ICT部門、くらしづくり部門、まちづくり部門、さらに社会貢献を含めたいくつかの財団を運営しています。岡山地域、中国・四国地方、瀬戸内をキーワードとして地域貢献を目指していますが、国内だけでなく東南アジアへの海外展開にも積極的に取り組んでいます。

――お仕事の役割についても教えていただけますか。

大舘:財務本部では財務周りの業務全般や決算を含めた経理業務を統括しています。弊社はカンパニー制を採用しているため、財務本部では番頭的な立場で30数社を管轄しています。

02『クロスビリング』導入の背景や課題とは

―― 具体的にはどのような課題があったのでしょうか。

難波:人材不足が進むなか、グループ会社の属人的な定型業務や事務作業にかかる時間の削減と業務の効率化が必要でした。

電気代や通信などの公共料金の経理処理を手作業で処理していました。請求書の開封から請求内容の確認、仕訳や引き落とし作業まで、各拠点の担当者が大変な工数をかけて手間暇掛けて行なっていたのです。

―― クロスビリング導入前の処理件数はどの程度でしたか。

大舘:正確な数は把握していませんが、多数のカンパニーがあるので、かなりの件数になると思います。数万件までは至らないものの、相当な件数を属人的に手作業で処理していました。各拠点の正社員や派遣スタッフなど、限られた人数で伝票を起票する作業に取り組んでいました。

難波:聞き取りをしたところ、月間あたり概ね1日から2日は経理処理に集中していたというので、相当な労力を割いていたと思います。処理上の誤りも発生し、従業員の精神的な負担も大きく、内容が不明確な案件は放置されてしまうようなケースも発生していました。

―― 管理者目線ではいかがでしょうか。

大舘: 細部まで管理が行き届かない状況があり、データも適切に収集できていませんでした。各拠点からの報告を信頼する以外に検証手段がなかったのです。経営判断でも根拠となるバックデータが不足し、集約されたデータも十分ではないため、担当者からの報告を信用しながら曖昧な判断しかできない状況でしたね。

03サービス導入の決め手について

―― クロスビリングを導入したきっかけについて教えてください。

大舘:クロスチェック代表の木村様と当社の副会長(現:取締役VCEO)松田久が知り合いだったので紹介していただきました。実際の検討開始まで約1年間ほど間が空いたのですが、社内で新しい業務効率化の取り組みを進めたいという声が上がったので、具体的に検討を開始し、サービス導入に至りました。

―― 決め手となったポイントは何でしたか。

大舘:一番大きな点は対応できるサービスの柔軟性ですね。ありがちな画一的なサービスではなく、サービスメニューが豊富で、当社の様々な相談にも広い範囲でサポートしていただけた点が決め手となりました。

難波:電気代や通信費といった定番の項目については、他の会社のサービスでも対応できますが、クロスチェックは、定番以外の項目についても対応していただけます。当社は不動産事業も行なっているため、賃料や管理費の引き落としなどが発生します。こうした幅広い項目への対応範囲が非常に優れています。

04他社サービスとの比較

―― 何社のサービスを比較検討されたのでしょうか。

難波: 大手通信系の会社とクロスチェックさんの2社を検討しました。通信系の会社のサービスは安心感がありつつも、対応可能な範囲が限定的で、コストも高額でした。また、公共料金的な項目の対応に限られていたので、例外対応は引き続き、従業員の人手による対応が必要でした。

―― サービスのカスタマイズについてはいかがでしたか。

難波: クロスチェックさんにはリーズナブルな費用で例外的な対応も行なっていただけました。当社のデータフォーマットに合わせる際は、個別対応をしていただく必要がありますが、他社では対応が困難で、追加コストも発生します。しかしクロスチェックさんでは当社の要望に対して、リーズナブルかつ柔軟に対応していただけました。こうした点が他社とは明確に異なる点でした。総合的に判断して、非常に満足できましたね。

05『クロスビリング』導入後の効果とは

―― 導入効果についてお伺いしたいと思います。

難波: 導入して3年が経ちますが、現場の工数が大幅に削減されています。また、処理スピードが全体的に向上していますね。担当者のストレス軽減や精神的な負担についても改善が見られます。これまで2日間かけていた作業が削減されたということは、1ヶ月を20日とした場合の10分の1に相当します。年間で換算すると24日分、つまり丸々1か月分の工数削減は、とても大きな改善効果だと思います。

大舘:その時間が不要になったことで、本来注力すべき業務に集中することが可能になりました。実際に取り組むべき本来の業務に専念できることは、大きなメリットですね。

―― 現場からの反応はいかがですか。

森迫:導入した部門での項目の追加の依頼や、未導入の部門から「早期に導入したい」という要望が多数あるので、早急な対応をしたいと考えています。これまでは請求処理のスピードを上げることに専念していたので、請求内容まで検証する余裕がありませんでした。今では経費がどの程度かかっているのかをチェックできるようになりましたし、紙を保管する負担も減りました。

大舘:内容を検証する立場に変わったことで、経営層に対してもコストの可視化ができるようになりましたね。

―― データの可視化による効果はいかがでしょうか。

大舘: 大きな進歩がありました。例えば電気代については当社側でバックデータを取得できるようになったため、検証が可能になりました。それを元にクロスチェックさんがコストの安い電力提案ということで、様々な電力会社様の比較検討なども実施していただいています。これまで自社では困難だった取り組みについても、クロスチェックさんにご対応いただけているので、大変有益なサービスだと思います。

―― 請求書の送付先変更なども代行していただけるのですね。

森迫:そうですね。 請求書の送付先変更についても、クロスチェック様で全て対応していただいています。それらを全て代行して引き受けていただけるため、現場にとっては大幅な負担軽減となっています。

06今後の展望について

―― 今後の展望について教えてください。

大舘: グループ内でクロスビリングを広く展開していきたいと考えています。未導入のカンパニーに対しても、段階的に進めていく計画です。

地域貢献についてもさまざまな企業様と地域活性化の取り組みを始めています。今後は岡山をリードする会社としてクロスビリングもこうした企業様に展開していきたいですね。

―― 本日はありがとうございました。

今回インタビューにご協力いただいた企業様

両備ホールディングス株式会社様
事業内容Transportation & Tourism トランスポーテーション & トラベル
Total Life Services くらしづくり
Urban Development まちづくり
HPhttps://www.ryobi-holdings.jp/

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