26店舗で月間200件超の請求書処理を自動化。飲食チェーンが実現する「未来会計」

株式会社せんざんのご紹介

株式会社せんざんは、横浜を中心に「海鮮茶屋 せんざん本店」、「焼肉屋 熱烈カルビ」など多業態の飲食店を26店舗展開する企業です。山形出身の創業者・山泉篤氏が寿司屋での修行を経て独立し、寿司だけではなく割烹料理を合わせた「寿司割烹」という形で「せんざん」が開業しました。
闇雲な拡大はせず、自分たちの手が届く範囲でお客様に美味しい料理とおもてなしを提供するという方針のもと、各店舗には「その地域における本店になる」という創業者の思いを込めた屋号(せんざん本店港南台店やせんざん本店山手台店)が付けられています。
決まりきった接客マニュアルは設けず、スタッフ一人ひとりのホスピタリティを重んじており、ハレの日や法事など特別な日の会食として地域のお客様から厚い支持を集めています。
| 株式会社せんざん |
| 事業内容 | 和食、寿司、焼肉、とんかつなどの飲食店運営 |
| 主要ブランド | 海鮮茶屋せんざん本店、こだわりのとんかつかつ泉、焼肉屋熱烈カルビ、海鮮と串焼海風季、牛たん料理大黒や、など |
| 店舗数 | 横浜を中心に26店舗を展開(うち約3分の1が商業施設内、残りが路面店など) |
| 企業理念 | 「おいしさと心の豊かさの提供」 |
| Webサイト | https://www.senzan.co.jp/ |
【課題】26店舗・約30件の家賃と公共料金で月200件超の手打ち入力に追われる日々
―サービス導入前は、どのような課題を抱えていたか教えていただけますか?
当社は、26店舗を運営しており、家賃、光熱費、食材の仕入れ先などを合わせると、支払い先は約100カ所にのぼります。月間の支払い件数は、200件から250件に達しており、以前はこれらすべてを紙ベースの手作業で処理していました。
具体的には、本部に集まった請求書を封筒から一つひとつ取り出し、業者ごとに決められた取引先番号を手書きで記入して並べ替え、それをExcelに入力するという流れです。26店舗分あるため、同じ業者でも店舗ごとに「店番」という識別番号を紐付ける作業が非常に複雑で、入力ミスや紐付けミスが発生しやすい属人的な環境でした。
振込作業も、約30カ所の家賃を含め、毎月一件ずつ手作業で入力しており、多大な手間を要していました。
これらの作業は、月次を締めるために、1名のパート社員が「3日間ひたすら請求書の処理にかかりきり」になるほどの負担がかかっていました。店舗ごとに請求書を仕分ける作業を、毎月延々と繰り返していたのです。
また、紙ベースの請求書は、年間で段ボール50箱分にも達し、その保管スペースの確保や倉庫代などのコストも大きな課題でした。保管場所が膨大になることで、監査の際に数年前の書類を倉庫から探し出す手間も、経理部門にとって非常に重い負担となっていました。
【選定理由】圧倒的なコストパフォーマンスと電気ガス代の具体的なコストダウンの提案
―数あるサービスの中で、選ばれた理由は何でしょうか?
最大の決め手は、私たちが膨大な工数をかけて行っていた一連の手作業と比較したときの、圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。
そして、もう一つの大きな理由が、クロスチェックの営業ご担当者によるコストダウンの提案でした。単に請求書を預かって支払い処理を代行しましょうというサービス案内の話だけではなかったことです。
電気代やガス代を安くしませんかと様々なコストの見直しや料金の比較をしてくれて、これだけ安くなりますよという具体的なコストダウンのシミュレーションまで提示してくれました。当社の利益を一緒に考えてくれるその姿勢が、導入への強い後押しとなりました。
Crosscheckのクロスビリングとは

様々な企業から届く何枚もの請求書を受け取って開封して確認する。1社1社に対して受領手続きをするのは、とても手間と時間がかかります。
クロスビリングなら、そんな各社からの請求書を1枚にまとめて、月1回だけ送付された書類を処理するだけで作業が終わります。送付するフォーマットは、紙でもデジタルでも、どちらでも可能。
無駄な作業を、月1回へ。
【導入サポート】自社の会計ソフトに合わせて取り込めるようにカスタマイズ対応
―導入時のサポートや対応はいかがでしたか?
仕訳帳票の作成をオプションでお願いしたのですが、このサポートに非常に助けられました。当社が現在利用している会計ソフトへそのまま取り込めるよう、納品されるCSVデータのフォーマットを特別にカスタマイズしていただいたのです。
お話を伺うと、私たちが利用している特定の会計ソフトに準じてデータの作成をカスタマイズしたのは、当社が第一号の事例だったそうです。自社のシステム環境や業務フローを変えることなく、そのままの形でスムーズにデータ連携できる仕組みを構築していただいたことは、現場として非常にありがたかったです。
【導入効果】手作業がほぼゼロに。数字から未来を描く未来会計へ
―導入後、業務にどのような変化がありましたか?
大きく分けて4つの劇的な効果がありました。
1つ目は、経理処理工数の劇的な削減です。3日間つきっきりで行っていた請求書処理が、今ではほぼゼロになりました。自前で行っていた作業をすべてクロスチェックに任せ、届いたデータを会計システムに取り込むだけになったため、感覚としては「100あった作業が0になった」と言えるほどの変化です。約30カ所あった家賃の振込も、一件ずつチェックして入力する手間がなくなり、現在は合計額を一度振り込むだけで完了しています。
2つ目は、圧倒的なペーパーレス化です。年間約50箱にも達していた保管用の段ボールが20箱以下と、約3分の1にまで削減されました。
それに伴い、3つ目の効果であるデータの可視化と検索性の向上も大きなメリットとなっています。以前は、3年前のデータを確認するにも倉庫から書類を探し出す重労働が必要でしたが、今はマイページのリンクをクリックするだけで即座にPDFを確認できます。この店舗の電気代がなぜ高いのかといった疑問も、使用量データを即座に分析できるため、原因究明が格段にスピーディーになりました。
4つ目の効果として、継続的なコスト削減の提案です。導入後、実際に電力会社を2回変更しましたが、これらはすべてクロスチェックからの具体的なシミュレーションに基づいた提案によるものです。横浜の企業である当社に対して、地方の電力会社やガス会社の最適な料金比較、さらには電気代の補助金対応など、自分たちだけでは決して気づけなかった視点での提案は非常に助かっています。
最後に自分にしかできない本来の仕事に注力できるようになったことが、何よりの変化です。経理は過去の数字を扱う仕事ですが、私はそこから「未来会計」、つまり将来のあるべき姿を導き出すことに取り組みたいと考えています。過去の処理にかかる手間を削ぎ落とし、空いた時間で数値を可視化・分析していく。これによって、経営層が的確な判断を下すための資料を、よりスピーディーに提供できる体制にしたいです。
【今後の展望】M&Aによる仕入れの強化とデジタル×アナログの融合
―最後に、今後の展望をお聞かせください。
当社は、横須賀の漁港での買参権に加え、今年の初めに豊洲の仲卸業者をM&Aしました。これにより、これまで以上に鮮度の良い美味しい魚を安定して安く仕入れられる体制が整いました。こうした、現場の強みをさらに活かし、地域のお客様に喜んでいただける店舗展開を続けていきたいと考えています。
飲食の現場では、お客様との会話などロボットやシステムでは代替できないアナログな部分が非常に大切です。だからこそ、バックオフィスのようなデジタル化できる領域はクロスチェックを活用して徹底的に効率化する。デジタルとアナログを融合させ、効率は追い求めつつも大事な「おもてなしの心」は忘れずに、さらなる発展を目指していきたいと思います。
―お忙しい中、インタビューのご協力ありがとうございました。
【最後に】現状、整理できていなくても大丈夫
多店舗展開を行う飲食業や小売業・サービス業では、店舗数の増加に比例して家賃や公共料金の請求書が爆発的に増え、現場や本部のリソースを大きく奪っています。
「店舗ごとに契約がバラバラで実態が把握できていない」、「インボイス対応で経理の入力作業が限界」とお困りの企業様は現状の整理されていない書類のまま、まずはクロスチェックにご相談ください。
私たちが貴社のアナログな請求をまるっと丸投げできるインフラとなり、圧倒的な業務削減とコスト削減を提供いたします。
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